一周忌、三回忌、七回忌…。 大切な故人様を偲ぶ、重要な節目である、年忌法要。 「そろそろ、父の一周忌の準備をしなければ」 「お寺に法事の依頼をしたいけれど、何から聞けば良いか分からない」
いざ、法要を営もうとしても、その依頼の仕方や、段取りについて、戸惑いや不安を感じてしまう方は、決して少なくありません。
ご安心ください。法事のご依頼は、決して難しいものではありません。 事前に、おおまかな流れと、準備しておくと良いことを知っておくだけで、驚くほどスムーズに、そして、安心して話を進めることができます。
今回は、愛知県小牧市の祥雲寺に、初めて法事のご依頼を検討されている方のために、その手順を、分かりやすくご案内いたします。
ステップ1:ご依頼の時期。いつ頃、連絡すれば良いか?
まず、最も多いご質問が、依頼のタイミングです。 祥雲寺では、ご希望の日時の、1ヶ月から2ヶ月前までにご連絡をいただくことを、お勧めしております。
特に、皆様がお集まりになりやすい土日祝日や、お盆・お彼岸の時期は、ご予約が早くから埋まりやすくなります。ご希望の日程が、既にお決まりの場合は、なるべくお早めにご相談いただくことで、ご希望に沿いやすくなります。
もちろん、「急な事情で、日程が迫っている」という場合も、まずは諦めずにご相談ください。住職の予定を調整し、できる限り、ご希望に添えるよう努めさせていただきます。
ステップ2:ご依頼の際、お伝えいただきたいこと
お電話や、お問い合わせフォームからご連絡をいただく際に、以下の情報をお手元にご準備いただくと、お話が非常にスムーズに進みます。
- 故人様のお名前、および、あなた様との続柄
- 故人様のご命日
- 何回忌の法要か(例:一周忌、三回忌、七回忌など)
- 法要を希望される日時(可能であれば、第2、第3希望までご用意いただくと、調整がつきやすくなります)
- お参りに来られる、おおよその人数(お席の準備の参考にさせていただきます)
- あなた様のお名前と、ご連絡先
もちろん、全てが明確に決まっていなくても、全く問題ありません。分かる範囲で結構ですので、お聞かせください。
ステップ3:ご依頼の後、当日までの流れ
ご依頼をいただき、法要の日時が確定した後の、大まかな流れは以下の通りです。
- お打ち合わせ 日時が決まりましたら、より詳しいお打ち合わせをさせていただきます。塔婆(とうば)のご用意は必要か、法要の際にお供えするお供物(おくもつ)はどうするか、法要後の会食(お斎)の有無など、細かな点について、ご確認させていただきます。
- 当日に向けてのご準備 お寺で準備するもの、皆様にご準備いただくもの(例:故人様のお写真、お供え物など)について、改めてご案内いたします。ご不明な点があれば、いつでもお尋ねください。
- 法要当日 当日は、お約束の時間までに、祥雲寺までお越しください。本堂の準備は、全てこちらで整えております。皆様には、ただ、故人を偲ぶ、穏やかなお気持ちだけを、お持ちいただければ結構です。住職が、心を込めて、丁重にお経をあげさせていただきます。
おわりに
法事の依頼は、いわば、故人様への感謝の気持ちを、かたちにするための、第一歩です。 その一歩を、滞りなく、そして、安心して踏み出していただけるよう、私たち祥雲寺は、全力でサポートいたします。
「こんな初歩的なことを聞いても、大丈夫だろうか」などと、ご心配なさる必要は、全くございません。 愛知県小牧市、またその近郊で、法事・法要のことで、何かお困りのことがございましたら、どうぞ、お気軽に、祥雲寺までお問い合わせください。 皆様からの、その一本のお電話を、心よりお待ちしております。